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オーブ『太平風土記』翻刻・解読 (0) はじめに・目次

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今年のコミケ(C90)で発行した「シン・突発同人誌」に掲載した文章を掲載します。、買ってくれた皆様には申し訳ないのですが、発行から2ヶ月経ったのと、所詮100円の本だったということで許してください。ウルトラマンオーブに登場する古文書『太平風土記』を翻刻・解読した記事です。長いのと読者の便宜のため、複数編に分割し、順次公開していきます。

【はじめに】

 『太平風土記』とは、「ウルトラマンオーブ」に登場する、魔王獣に関する記述がある古文書である。SSPの松戸シンが検索する形で、現在(2016年8月12日)までに放送されたうち、第1話~第4話までの話数に登場し、魔王獣の性質や能力、巻き起こされる災害などについての情報を登場人物が得ている。

 ウルトラマンオーブのストーリーの根幹である魔王獣に関連する古文書であるだけに、その内容を明らかにすることは作品研究上も重要であると考えられる。劇中ではごく一部のみが松戸シンにより朗読されただけであり、それに数倍する文章が画面に映しだされながらも視聴者に対して内容が開示されていない。その理由として、短時間しか映らないこと、書体が行・草書体=くずし字であり一般人には読みづらいことがある。だが、放送内容をよく見ると、文字のある部分は隠されることなく、全て読むことが出来るようになっている。またSSPのサイトでも一部が公開されている。これは明らかに、スタッフによる「読んでくれ」というメッセージであると考える他はない。

 というわけで、以下ではウルトラマンオーブ第1話~第4話に登場した『太平風土記』の各部分を翻刻、現代語訳の上解説を加え、それを総合して解題としたい。なお、ウルトラマンエックス第1話には、類似するタイトルの『日本太平風土記』が登場する。合わせてこちらも分析し、両者の関係も明らかにしたい。

【目次】

fukurami.hatenablog.com

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