【レビュー】アルティメットルミナス ウルトラマン02
先日バンダイから発売された光るガチャポン「アルティメットルミナス ウルトラマン02」についての記事です。
第一弾についての記事はこちら。
なんとガチャポンフィギュアが光ってしまう!というギミックで大好評を得た「アルティメットルミナス」シリーズですが、なんと第二弾が発売されました。オーブの時に流れたCMを見た人も多いのではないでしょうか。
早速回したところ、前回に負けるとも劣らない素晴らしい出来栄えだったので、写真つきで記事にします。
前回は初代マン・ティガ・団地の3種類アソートでしたが、今回は
のアソートです。1回500円。前回同様、団地(ビル)のアソート率はやや高めと思われます。
前回の記事でも書きましたが団地は外れでは全くなく、(そもそも付属するルミナスユニットが無ければウルトラマンが光らないということは置いといて、)あればあるだけ雰囲気が増すという素敵アイテムです。だから500円という高めの価格にもめげずじゃんじゃん回しましょう。
今回は4回でセブンx2、ダイナx1、団地1という感じでした。これで団地は合計7つですね。
開封~組み立て
前回の記事も参照のこと。
開けるとウルトラマンは手足がバラバラに入っているので、適宜組み立てましょう。今回の注意として、次の画像のようにジョイント部分に溝が入っており、抜けにくいかわりに結構はめ込みにくい構造となっています。お子さんだと力が足りないかもしれません。
団地はこんな感じ。
透明パーツの上の方に銀の反射シールを貼り、灰色のパーツの中にはめ込み、ルミナスユニットを載せた台座に被せればOKです。
実は第一弾から反射シールの形状が変わり、やや貼りやすくなっています。
組み立てたところ。身長はガチャフィギュアとしては破格の12cmくらいです。
いざ撮影
まずはセブン。ヤバい。かっこよすぎる……(語彙力喪失)
劇中の1シーンっぽさを意識。実はアイスラッガーは取れます。
次はダイナ。
プロテクターの金が漆黒の夜空に映える……。
大正義ドアオリ。団地が増えたのでタワマンを建築してもなんとまだ余るのです。
ここからは第一弾とミックス。
ティガ&ダイナ。あえて昼間に撮ればもしかすると「光の戦士たち」の再現ができるかも。これはこれでかっこいい。
マン&セブン。デザインが完成されすぎていて言葉にならないし最高。成田亨先生、本当にありがとうございます。
しかしこの二人だけが並び立つって意外と無いのでは。
4人大集合。ビルが足りないので結構レイアウトに苦労した1枚。昭和と平成が夜に並ぶとどうしても「超8兄弟」を思い出します。そういえばプレバン限定でガイアV2が出るし、今後の展開によっては超8再現も夢ではない……?
おわりに
いやあ~~~~大満足。撮影を始めて気がついたら3時間以上経っててびっくりするレベルの満足度。前回結構団地を調達できたのもあってかなり真に迫る感じのものが撮れました。なおウルトラマンを光らすためには団地のルミナスユニットを外して背中に突っ込んでやる必要があり、ウルトラマンを光らすとビルが光らなくなるトレードオフなのですが、実は100均のライトを使って団地を光らすことはできます。詳しくは次の記事を参照。
前はウルトラマンの目穴形状が刻み海苔だったり細かい瑕疵がありましたが、今回は結構順当に改善されていたと思います。初代目穴問題は今出回っている2次出荷分では治っているという噂もあるので、第一弾を持っている人も一回くらい回してみてもいいかもしれません。欲を言えばビルの形状を前回から変えてほしかったな、と。雑居ビル風とかやりようはあるし、僕みたいなコレクターが「うーん1個じゃ足りない、もっと回して団地と同じ数揃えよう」と欲望を煮えたぎらせる可能性は高いです。
ビルといえば前のものは塗装が不十分で光が洩れる問題がありましたが、改善はされています。右が第一段、左が第二弾です。
その一方で、次のような問題も。
ダイナの頭部を中心に、造形の肉が薄いのか中の光が透けてしまっています。第一弾やセブンでは全く見られなかった現象です。個体差によるものの可能性はありますが、暗い中で映えるフィギュアシリーズだけに、こういう所はちゃんとして欲しいものです。
最後に。実は上の撮影中にルミナスユニットの電池が切れるトラブルが起きました。第一弾の発売から3ヶ月も経ってますし、酷使したユニットならそろそろ電池切れになっている可能性は高いです。でもご安心を。電池は交換可能です。
スイッチの反対側のネジを緩めると電池が露出するので、やや取りにくいですがマイナスドライバー等で引っ張り出してやればOKです。使用するボタン電池はLR41を2個です。ヨドバシだと1個60円とかでした。
ところで
これです。アルティメットルミナスプレミアム ウルトラマン壱。
ティガ・ダイナと続けて出しておいてファンに期待をもたせたところでガイアをプレバンという財団Bお得意のあくどい手です。オーブもマン・ティガと合わせてフュージョンアップごっこが出来るという……卑怯な!!!
原価がそう変わるとも思えない白色LEDを入れてルミナスユニットプレミアムを名乗らせるとかいう所業はさておき、本当に買う価値はあるのでしょうか。税込み3580円。送料もかかるので通常版なら8回くらいは回せる額になります。通常版でも揃えるのに8回くらいかかることはあるでしょうが、重要なのはこれにビルが付かないということ。外れても悔しくないというこのシリーズの最大のギミックといえるビルが付かないなんて……。
しかし、個人的には買う価値は十分あると思います。値段はともかく、ティガ・ダイナ・ガイアを3体同サイズで並べることができる機会はそう多くありません。それにアルティメットルミナスは夜シーンに特化したシリーズ。そう、光らない普通のフィギュアでは再現が難しい、超8兄弟の3人タッグバトルが机の上で再現できるのです。そう、超8兄弟もあそこまでは最高だった*1。あの感動をもう一度……
と言いながらちょろい僕は予約ボタンを即決で押したのでした。
ちなみに今東京ドームシティで開催中のウルトラヒーローズEXPOで未彩色ながら原型を見ることができます。結構良いですよ。