ふくらみ

膨張し続けている

ウルトラファイト放送順の考察:本放送/再放送と福島県1971年放送

52年目に入ったウルトラファイトがまだまだ熱い。2021年にはセブンガーファイト、グリッドナイトファイトという新作が生まれたうえ、ギャラクシーファイトシリーズもつい先日、2022年4月から3作目の公開が決まった。

ところでご本家ウルトラファイトには、まだまだいくつもの大きな謎が残されていることをご存知だろうか。

放送されてから50年も経つ番組に謎なんて、と思うかもしれないが、そうなのである。本ブログではそうした謎のうち、撮影順着ぐるみロケ地の変遷造成地の所在について考察を行ってきた。

しかし、まだまだ謎は多く残る。なかでも大きな謎として残されているのは、放送順である。

そう。実は、ウルトラファイト何話が何年何月に放送されたのか、確実なことがわかっていないのだ。後述するが、様々な先行研究により、ある程度信頼できる「放送リスト」が作成されてきた。だが、放送期間の全体にわたる直接的なデータは未だ発見されていないのが現状である。また、1970~71年の本放送はともかく、1971年3月末以降の再放送や地方局の放送ではどのような順番が採られたのか、やはり確実な情報はない。

※本放送・再放送等の日程はこちらを参照→ウルトラファイト雑考番外地:放送情報・人名録・文献案内 - ふくらみ

本記事では、まずこれまで知られてきたデータや状況証拠を検討し、本放送と再放送の放送順について可能な限り考察する。さらに、今回福島県いわき市の夕刊紙『いわき民報』から手がかりを得て、まとまった放送リストを作成するとができた。以上により、本放送・再放送・地方局での放送の順番について、簡単な考察を行いたいと思う。なお、今回の考察は残された謎を全面的に解決しようとするものではない。紹介するデータによって後学に資することができれば幸いである。

1. TBS本放送の放送リストとその問題

まずは既知の、本放送時に用いられたとされる放送リストを検討し、課題の所在を確認したい。

既刊の書籍等に掲載されている放送リストを紹介しよう。下の表は、ウルトラファイト雑考番外地:放送情報・人名録・文献案内に掲載したものの抜粋である。

大前提として、ウルトラファイト制作した順とは異なる順番で放送された。「制作No.」として示した順番は、円谷プロのマスターネガの収録順*1で、制作が完了した順番とみなされている*2。マン編→セブン編→新撮編の順に配列されたもので、映像ソフトや近年の再放送・配信もすべてこの順番が基準となっている。

一方で、本放送では抜き焼き編・新撮編をランダムに織り交ぜた順序で放送されたと言われている。残念ながら新撮編は抜き焼き編に比べて見劣りするので、当然の措置である。そしてこの順序が問題となる。

初回放送順」として示したのは、DVD-BOXブックレットに掲載された放送日を基準にした順番で、現在最も信憑性の高いデータである。「ガブラの首が飛ぶ(№52)」「テペト水中大切断(№68)」……と、やはり制作ナンバー順からランダムに入れ替えられている。同ブックレットによれば、典拠は「当時の円谷プロダクション営業部が作成した作品リスト」であり、各話タイトルを放映順に列挙、制作No.と放映日を併記したものだという。

参考として、「旧再放送順」は、雑誌『ウルトラマンAGE』Vol.11のウルトラファイト特集*3に掲載されたもので、昭和期の再放送における順番だという。円谷プロのリース用フィルム缶のナンバーに拠るといい、制作ナンバーを元にしつつも微妙に入れ替わっているのが特徴である。

並べ替え:


さて、この放送リストにはどのような問題があるのだろうか。

実は、本放送時の放送順には異説が存在する。前掲「本放送順」のデータはファイトを取り上げたものとして最古級のムックである『ファンタスティックコレクション ウルトラマンPART2』(1978年)*4から1990年代前半まで諸書籍に繰り返し掲載されてきた伝統的なリストでもある。

これに異論を唱えたのが、1995年に発売されたウルトラファイト初の全編ソフト化であるLD-BOX「ウルトラファイトメモリアルBOX」*5のライナーであった。これまでのリストは「各種の資料、証言と照らし合わせた結果、再放送用に作成されたものである可能性が高い」とし、なんと制作ナンバー順に放送されたという新説*6を、25年目にして唱えたのである。

つまりLDの説によれば本放送では「さすが!バルタン忍法(制作№1)」「グリーンモンスを焼け!(制作№2)」……と、マン編→セブン編→新撮編の順に放送され、ランダムな順番に入れ替わったのは1971年の再放送からということになる。通説的な理解と異なるのはもちろん、いくつかの同時代的証言とも相違する新たな説であるが、この説は00年代前半まで諸ムックでも踏襲されることになる。

ただLDの説は今回発見した、次の決定的な証拠によって否定される。

『TVガイド』1970年10月2日号より作成。9/28~10/2各日の「ウルトラファイト」の記載

ウルトラファイトの放送順が確定されていない背景には、基本的にサブタイトルが新聞のテレビ欄に記載されないという事情がある。もともと5分枠で番組の存在すら省略されることも多いなか、サブタイトルにまで貴重な夕方のテレビ欄のスペースを割くわけにはいかないのである。

ところが、実は放送開始された週(1970年9月28日~10月2日)の番組情報が載った雑誌『TVガイド』の10月2日号には、なんとサブタイトルの記載があるのだ。このデータをDVD-BOXの放送リストと照らし合わせると、見ての通り一致している。

日付 『TVガイド』10月2日号 DVD-BOX放送リスト(制作№)
1970年9月28日(月) (表記なし) ガブラの首が飛ぶ(№52)
1970年9月29日(火) テペト水中大切断 テペト水中大切断(№68)
1970年9月30日(水) ゴーロンかみつき戦法 ゴーロンかみつき戦法(№69)
1970年10月1日(木) ペガ星人円盤作戦 ペガ星人円盤作戦(№61)
1970年10月2日(金) 恐竜戦車大進撃 恐竜戦車大進撃(№57)

議論終了

実はこれは放送順を裏付ける、初めての同時代的資料でもある。なお次週以降は一切サブタイは略されており、不明である。

DVD-BOX放送リストの諸問題

以上により、少なくとも放送初週に限っては、DVD-BOXの放送リストに間違いがないことが実証され、その信頼性を確かめることができた。しかし、未だにいくつかの問題は残る。

まず初回放送順の元になった資料について、DVD-BOXブックレットでは、放送110回「必殺の四つ葉がらみ」(71年3月5日(金)放送)までは視聴率が併記されていることから、同話までの放送日および順序には誤差がないものとみなしている。

一方で放送111回以降(3月8日(月)~)について同ブックレットでは、176回「みな殺しの数え歌」と177回「怪獣島異聞」が放送の都合上入れ替わったことを示す別の資料*7の存在から、同様の入れ替えが度々起きていたことを示唆している。また、雑誌『ウルトラマンAGE』ウルトラファイト特集では、この放送リストには、別番組差し替えとなり放映がなかったはずの日付(71年6月28日(月)。詳しくはこちら)が含まれていることを指摘している。

1971年6月28日・29日のテレビ欄。28日は選挙速報で本放送・再放送ともに休止となっている。

このように、現在最も信頼できるデータであっても、途中から順序および日付のいずれも不確実となるという大きな問題がある。そしてさらに根本的な問題として、3月より前についても、現在のところ『TVガイド』以上の直接証拠は得られていない。

TBSでの本放送ですらこの状況である。1971年3月29日から始まったTBSでの再放送や、その後の地方局における放送については、何もわかっていないと言ってもいい。

というわけで以下では、いくつかの断片的証拠を取り上げながら、再放送および地方局の放送における放送順・放送日時に多少なりとも迫ってゆきたい。

2.TBS再放送の順序と「ひばく星人」問題

さて続けて考えたいのは、「ファイト」の好評を受けてTBSで1971年3月29日から開始された再放送の放送順である。こちらについても本放送と全く事情から放送順はわかってない。

だが、とある事件によって「ある話数」の放送日ははっきり分かっている。その事件とは、1970~71年の円谷プロを揺るがした「ひばく星人」問題である。

詳細をご存知の方も多いだろうが、改めて経緯を確認しておこう。以下の記述は特記ないかぎり12話会編『1/49計画』*8に拠る。

問題となったのは『ウルトラセブン』第12話「遊星より愛をこめて」に登場するスペル星人だった。作品内容に明らかな瑕疵があったわけではない。各局でたびたび再放送が行われる中、作品自体ではなく、雑誌『小学二年生』1970年11月号の付録でスペル星人を「ひばく星人」と説明していたことが発端となった。

ある原爆被害者関連団体の委員が偶然付録の存在を知り、被爆者を怪獣扱いするものだとして小学館へ抗議文を送ったのが1970年10月4日のことであった。10月10日の新聞報道により抗議の動きは全国へ広がり、円谷プロに対しても激しい抗議がなされた。円谷プロは10月21日の団体側への書簡で『セブン』12話の掲載等を自主的に差し控えることを表明した*9。これが今日まで続く12話「封印」の端緒となる。円谷プロへの抗議は以後収束するが、半年後に再燃してしまうこととなる。それこそウルトラファイト』のある話数のためであった。

ウルトラファイト』抜き焼き編ではご多分に漏れず、『セブン』12話も再編集されていた。制作№45「遊星の悪魔スペル星人」がそれである。初回放送日時はDVD-BOXの放送リストによれば第9回放送、1970年10月8日(木)であった。最初の抗議が10月4日、新聞報道が10月10日であるから、ちょうどこの話数は抗議側の目に触れないまま放送されてしまったのである。そのためか円谷プロ側もその存在に気づくことなく(これは明らかに円谷側の失態といえる)半年が経過してしまった。

1971年4月16日、ある市民団体は円谷プロに対し、次のような抗議文を送った*10

[…]去る四月八日、TBSテレビの「ウルトラファイト130」に再びスペル星人が登場していることを発見いたしました。[…]最も誠意をもって応えてくれていた貴社の回答とは一体何であったのか、更めて疑いの念をもたざるを得ません。[…]貴社の冒した行為に対して強く抗議します。

ところが回答はなく、団体は5月12日にも同趣旨の抗議文を送付した。5月26日、円谷プロ代表取締役名で返答を送り、社として検収が不十分であったとし改めて謝罪した。そして、

尚「ウルトラファイト」シリーズ中、スペル星人フィルムは、既に回収し、テレビ局には新規に別のものを納品すべく準備中です

とした。さらに『セブン』12話フィルムの回収も同じ返答にて表明されており、以後同話とともに『ウルトラファイト』制作№45は完全に「封印」されることとなった。*11

なお、ここで述べられる「新規に別のもの」とは制作№196「怪獣死体置場」のことで、当時既に新撮編の撮影は完了していたため、6月4日に怪獣倉庫で急遽追加撮影が行われている(撮影日程の詳細はこちらを参照のこと


さて、抗議文によれば1971年4月8日に№45「遊星の悪魔スペル星人」がTBSで放送されていたという。DVD-BOXの放送リストによれば同日は№39「ザラガス座頭市作戦」のはずである。前述のようにこの時期の放送リストには裏付けがないが、しかし放送済みの回を再度流す例は、この時期にはないはずである*12。答えは簡単で、71年3月29日から本放送(17:30~)に続けて設定された17:45~の再放送枠が、問題の№45を流してしまったと考えられるのである。

朝日新聞』1971年4月8日夕刊より、問題の再放送枠

先に述べたように放送リストで「遊星の悪魔スペル星人」は第9回放送にあたる。これを3月29日からはじまるカレンダーに当てはめてみると……見事に当てはまるのだ*13

想定される日付 DVD-BOX放送リスト
1971年3月29日(月) ガブラの首が飛ぶ(№52)
1971年3月30日(火) テペト水中大切断(№68)
1971年3月31日(水) ゴーロンかみつき戦法(№69)
1971年4月1日(木) ペガ星人円盤作戦(№61)
1971年4月2日(金) 恐竜戦車大進撃(№57)
1971年4月5日(月) 謎はヴィラ星人の影だ(№43)
1971年4月6日(火) キングジョオ神戸で乱暴(№50)
1971年4月7日(水) 人類の敵イカルス星人(№44)
1971年4月8日(木) 遊星の悪魔スペル星人(№45)

長くなったが、このことによって少なくとも初期に関しては、TBSでの再放送(3/29~)は本放送と同じ放送順だったということができる。

だが、問題は東京だけではない。同じ時期、地方局でも順次放送が始まっていたのである。そちらでは一体どうだったのだろうか。

3.地方局における放送順

ウルトラファイト」は全国で同時に放送されてはいなかった。別の記事で詳述しているように、現在確認している限り東京のTBSと同時に放送が始まったのは大阪のABC(朝日放送)だけにすぎない。やや遅れて北海道(HBC)・山梨(UTY)・宮城(TBC)でも放送が始まるが、本格的に全国へ広がったのは1971年4月以降のことである。

それでは、地方局の「ウルトラファイト」放映は、どのような順番で行われていたのだろうか。こちらもやはり容易に明らかにすることはできない。各地方の新聞のテレビ欄にサブタイトルが記載されている例を探すよりほかにないが、現在のところごく数例が発見されているだけである。

放送局 日付 放送回次 サブタイトル 出典
山形テレビ 1971年4月15日(木) 第4回放送 ペガ星人円盤作戦 山形新聞*14
福島テレビ 1971年10月4日(月) 第2回放送 テペト水中大切断 河北新報
富山テレビ 1972年11月24日(金) 放送最終回 ペペと水中大切断 北國新聞

北國新聞』1972年11月24日(金)16面より

上に掲げた山形・福島の例では、放送回次とサブタイトルが本放送のリストと一致している。富山テレビはともかくとして、この2県については、やはり少なくとも初期は本放送とほぼ同じ放送順だった可能性が高い。

ちなみに山形の例は重要である。4月15日に第4回が放送されていた場合、4月22日(木)に第9回、つまり例の回が放送されていたことになるのである。前述のように最初の抗議文が4月16日に送られている。だが円谷プロの返答は催促を受けた後の翌月下旬である。返答以前にフィルムの回収が行われていたとして、4月22日に間に合ったとは思えない。なお同じ時期に放送を開始した県に愛知県(中京広域)のCBCがあるが、そちらも本放送と同じ順序だとすれば、第9回の放送は4月13日(火)となる。以上から、スペル星人回は愛知県・山形県でも再放送されてしまった可能性があると言えるだろう。

さて、前述のとおり5月下旬に円谷プロは№45のスペル星人回のフィルムを回収し、代替作品と差し替える旨を抗議団体へ伝えた。文面からはその時点で回収済とあるので、遅くとも5月半ばには番組を購入した各局へ連絡が回ったものだろう。ただ、代替となる№196「怪獣死体置場」は6月4日の撮影と分かっているため、編集作業を考えると納品は早くとも7月ごろになるものと思われる。つまり、単に第9回を入れ替えるだけでは編成ができない。以後に放送開始した場合の順序は、本放送とはまた異なったものとなったはずである。

この間、5月25日に富山テレビ、6月25日に山陽テレビ(岡山県)、7月20日長崎放送が「ウルトラファイト」の放送を開始した。これらの局については全くノーヒントというほかはないが、やや遅れて10月1日(金)から平日毎日18:55~に放送を開始した福島テレビについて、今回詳しい情報を得ることができた。

福島テレビ1971-1972の放送順

福島テレビでの放送については、前掲表のとおり『河北新報』から第2回が「テペト水中大切断」であることがわかっていた。『河北新報』では他にサブタイトルが表記された例を確認できていないが、福島県いわき市で発行されている夕刊紙『いわき民報』*15から、全196回中91回分のサブタイトルを確認することができる。

記載例(『いわき民報』1972年1月28日(金)第5面より引用。金曜日は直後に「帰マン」の放送があった。)

次の表は、『いわき民報』に記載されたサブタイトル(「記載サブタイトル」列)と、対応するTBS本放送時の放送順(「本放送順」列)を示したものである。サブタイトルの記載が無い回については、放送回次と初回放送順の差がなるべく小さくなるように推定した(「推定サブタイトル」列)。なお紙面ではサブタイトルの表記に変な誤植がたまにありユーモラスだが、ここではすべて映像準拠のものに修正している。

『いわき民報』テレビ欄 福島テレビ 平日18:55~
日付 放送
回次
本放送
放送順
記載サブタイトル 推定サブタイトル
1971.10.01 1 1 ガブラの首が飛ぶ
1971.10.04 2 2 テペト水中大切断
1971.10.05 3 無表記 3 ゴーロンかみつき戦法
1971.10.06 4 4 ペガ星人円盤作戦
1971.10.07 5 5 恐竜戦車大進撃
1971.10.08 6 無表記 6 謎はヴィラ星人の影だ
1971.10.11 7 無表記 7 キングジョオ神戸で乱暴
1971.10.12 8 8 人類の敵イカルス星人
1971.10.13 9 無表記 29 イカルス死神に祈れ!
1971.10.14 10 無表記 10 アイアンロックス夜明けの襲撃
1971.10.15 11 無表記 11 アイロス星人は二度裏切る
1971.10.18 12 無表記 12 ガッツ星人死の十字架
1971.10.19 13 13 パンドン火の車
1971.10.20 14 無表記 14 ガッツ星人ゲームセット
1971.10.21 15 無表記 15 パンドン チャレンジマッチ
1971.10.22 16 無表記 16 クレージーゴン鉄の爪
1971.10.25 17 無表記 17 ペテロ月世界でパンク
1971.10.26 18 無表記 18 サタンの使者キングジョオ
1971.10.27 19 20 血を吸う悪魔ダリー
1971.10.28 20 無表記 21 手強いぞ!プラチク星人
1971.10.29 21 無表記 22 プロスパイ プロテ星人
1971.11.01 22 23 いざ勝負ボーグ星人
1971.11.02 23 無表記 24 ギエロンは真夜中に飛ぶ
1971.11.03 24 無表記 25 リッガー首はもらったぞ!
1971.11.04 25 26 大峡谷の決闘!
1971.11.05 26 27 硫黄沼世紀の対戦!
1971.11.08 27 無表記 28 セブンは見た エレキングの最後!
1971.11.09 28 19 ダンカン泡を吹く
1971.11.10 29 30 狂ったかウインダム
1971.11.11 30 60 ゴモラ大暴れ!
1971.11.12 31 59 ゴドラよお前もか!
1971.11.15 32 43 殺られる前に殺れ!
1971.11.16 33 44 逆転こそ我が命
1971.11.17 34 無表記 45 怒れ!狂え!キングジョオ
1971.11.18 35 無表記 46 戦慄イカルスの大逆殺!
1971.11.19 36 47 華々しき死闘
1971.11.22 37 38 嵐を呼ぶ血戦場!
1971.11.23 38 39 必殺!空中殺法
1971.11.24 39 40 ベル星人大惨敗
1971.11.25 40 41 恐怖の大逆転戦法!
1971.11.26 41 42 セブン必殺の荒技!
1971.11.29 42 無表記 33 テレスドンに墓場はない!
1971.11.30 43 無表記 34 それはバルタンの罠だ!
1971.12.01 44 35 ガンダー凍結革命
1971.12.02 45 36 土葬への片道切符
1971.12.03 46 無表記 37 忍者ゴドラ不敵の笑い!
1971.12.06 47 48 闇からの殺し屋
1971.12.07 48 49 セブンよ死ね!
1971.12.08 49 無表記 50 エレキング電氣ショック
1971.12.09 50 無表記 51 バルタン忍法セブン危うし!
1971.12.10 51 52 復讐の時は来た!
1971.12.13 52 無表記 31 死を呼ぶ回転レシーブ
1971.12.14 53 32 宿命のライバル!
1971.12.15 54 無表記 55 ザンボラー戦車に吠える
1971.12.16 55 56 アギラ窮地に立つ!
1971.12.17 56 57 必殺!地獄の切り札
1971.12.20 57 無表記 58 神か悪魔かテレスドン
1971.12.21 58 54 宿命の待ち伏せ
1971.12.22 59 53 地獄・極楽キック攻め!
1971.12.23 60 61 宇宙より愛をこめて
1971.12.24 61 62 銀河対地球
1971.12.27 62 無表記 63 恐怖のギロチンカット!
1971.12.28 63 64 怪獣三悪決着大会
1971.12.29 64 無表記 65 それは電光よりも早かった!
1971.12.30 65 66 墓場はどっちだ!
1971.12.31 66 無表記 67 戦いつきず日は暮れて
1972.01.03 67 無表記 68 勝負は死ななきゃ分らない
1972.01.04 68 無表記 87 怪獣無常
1972.01.05 69 69 墓場からの使者
1972.01.06 70 70 セブン逆転す!
1972.01.07 71 71 身を捨てゝこそ…
1972.01.10 72 72 岩上の死闘!
1972.01.11 73 73 くんずほぐれつ
1972.01.12 74 74 地獄の三角切り
1972.01.13 75 75 忍法宇宙しばり
1972.01.14 76 76 イカルスの凱歌
1972.01.17 77 77 俺は墓場の用心棒
1972.01.18 78 78 この勝負は貰った!
1972.01.19 79 79 地獄までつきあえ!
1972.01.20 80 80 暴れん坊は無宿者
1972.01.21 81 81 怪獣はつらいよ
1972.01.24 82 82 セブン救出作戦
1972.01.25 83 83 怪獣岬の絶叫!
1972.01.26 84 84 怪獣ハンター
1972.01.27 85 85 宇宙アウトロー
1972.01.28 86 86 イカルス+虐殺
1972.01.31 87 無表記 88 まぼろし怪獣ウー参上
1972.02.01 88 89 虐殺の行進曲
1972.02.02 89 90 決着は俺がつける
1972.02.03 90 91 みな殺しの子守唄
1972.02.04 91 92 怪獣ゲバゲバ地帯
1972.02.07 92 93 闇からのメロディー
1972.02.08 93 94 消えて貰います
1972.02.09 94 95 怪獣極道
1972.02.10 95 無表記 96 イカルスはパンチがお好き
1972.02.11 96 無表記 97 セブンよこの挽歌をきけ!
1972.02.14 97 98 宇宙陰陽の構え
1972.02.15 98 無表記 99 星空に殺意がひらめくとき…
1972.02.16 99 100 栄光なき野郎ども
1972.02.17 100 101 星も砕けよ!
1972.02.18 101 102 眠るか眠らすか
1972.02.21 102 103 燃えよセブン!
1972.02.22 103 104 怪獣チャレンジャー
1972.02.23 104 105 決闘ハレンチ星団
1972.02.24 105 無表記 106 セブン流マキシ斬り
1972.02.25 106 107 星雲のスキャット
1972.02.28 107 108 宇宙卍
1972.02.29 108 109 氷点下のバラード
1972.03.01 109 110 必殺の四つ葉がらみ
1972.03.02 110 111 皆殺しの舞踏会
1972.03.03 111 112 熱い子守唄
1972.03.06 112 113 この世の果て
1972.03.07 113 114 荒原の墓場
1972.03.08 114 無表記 115 俺の名はキーラー
1972.03.09 115 116 荒野の雄叫び
1972.03.10 116 117 狂熱のバラード
1972.03.13 117 118 必殺!歯車くずし
1972.03.14 118 119 赤い抱擁
1972.03.15 119 120 殺法破れ傘
1972.03.16 120 121 大空の騎士
1972.03.17 121 122 白い殺意
1972.03.20 122 123 早過ぎた送葬曲
1972.03.21 123 124 やらずのウー
1972.03.22 124 125 炎も凍れ!
1972.03.23 125 126 山師ゴーロン
1972.03.24 126 127 宇宙乱れ打ち
1972.03.27 127 128 握手は終った
1972.03.28 128 129 セブン二天流
1972.03.29 129 130 銀嶺のデスマッチ
1972.03.30 130 無表記 131 レッドキング零下10度
1972.03.31 131 無表記 132 テレスドン地球をゆさぶる
1972.04.03 132 無表記 133 見た!アボラスの恐い顔
1972.04.04 133 無表記 134 ザラガス座頭市作戦
1972.04.05 134 無表記 135 海はグビラの物だ
1972.04.06 135 無表記 136 さすが!バルタン忍法
1972.04.07 136 無表記 137 グリーンモンスを焼け!
1972.04.10 137 無表記 138 ゲスラ墓へ行け!
1972.04.11 138 無表記 139 ヒドラ竜巻の技
1972.04.12 139 無表記 140 雨か嵐かガバドン
1972.04.13 140 無表記 141 メガトン爆弾ザラブ星人
1972.04.14 141 無表記 142 もう駄目だザンボラー
1972.04.17 142 無表記 143 ダダ消えたり出たり
1972.04.18 143 無表記 144 純金ギャング ゴルドン
1972.04.19 144 無表記 145 ブルトンが不気味だ
1972.04.20 145 無表記 146 気をつけろ!メフィラスの牙
1972.04.21 146 無表記 147 化けて出たかシーボーズ
1972.04.24 147 無表記 148 レッドキング血祭
1972.04.25 148 無表記 149 悪魔の祈りジェロニモン
1972.04.26 149 無表記 150 手がつけられないネロンガ
1972.04.27 150 無表記 151 バルタン真二つ
1972.04.28 151 無表記 152 血と砂のバラード
1972.05.01 152 無表記 153 やくざ番付
1972.05.02 153 無表記 154 凶悪ベムラー
1972.05.03 154 無表記 155 罠の罠
1972.05.04 155 無表記 156 海は青かった
1972.05.05 156 無表記 157 ウー死の大吹雪
1972.05.08 157 無表記 158 激闘!三里の浜
1972.05.09 158 無表記 159 くたびれ損の骨もうけ
1972.05.10 159 無表記 160 古代の帝王ゴモラ
1972.05.11 160 無表記 161 この平和な島の何処かで
1972.05.12 161 無表記 162 怨念!小島の春
1972.05.15 162 記載なし 放送なし? /河北新報では記載あり
1972.05.16 163 無表記 163 ペスター油攻め
1972.05.17 164 無表記 164 怒涛!殺しの浜
1972.05.18 165 無表記 165 吸血の岩
1972.05.19 166 無表記 166 ケムラー毒ガス戦法
1972.05.22 167 無表記 167 逆転のブルース
1972.05.23 168 無表記 168 波涛!三段拳法
1972.05.24 169 無表記 169 ジラース血の涙
1972.05.25 170 無表記 170 じゃまする奴
1972.05.26 171 無表記 171 潮騒は俺の子守唄
1972.05.29 172 無表記 172 スカイドンにお手あげ
1972.05.30 173 無表記 173 勝負師の道はきびしい
1972.05.31 174 無表記 174 必殺!居合の浜
1972.06.01 175 無表記 175 キーラの眼が問題だ!
1972.06.02 176 無表記 176 みな殺しの数え唄
1972.06.05 177 無表記 177 怪獣島異聞
1972.06.06 178 無表記 178 ゴモラが怒る地球が割れる
1972.06.07 179 無表記 179 怪獣わんぱく戦争
1972.06.08 180 無表記 180 砂漠に赤い花が咲く
1972.06.09 181 無表記 181 海の顔役ラゴン
1972.06.12 182 無表記 182 怪獣餓鬼道
1972.06.13 183 無表記 183 座頭は俺だ!
1972.06.14 184 無表記 184 ひきょうだぞアントラー
1972.06.15 185 無表記 185 悪党仁義
1972.06.16 186 無表記 186 来たり、見たり、勝てり!
1972.06.19 187 無表記 187 ガボラ死の平手打ち
1972.06.20 188 無表記 188 怪獣手習鑑
1972.06.21 189 無表記 189 冷たい風来坊ケロニヤ
1972.06.22 190 無表記 190 死ね!ドドンゴ
1972.06.23 191 無表記 191 ジャミラ虫の息
1972.06.26 192 無表記 192 大極道ガマクジラ
1972.06.27 193 無表記 193 ギャンゴやぶれかぶれ
1972.06.28 194 無表記 194 悪鬼ウーの狂乱!
1972.06.29 195 無表記 195 怪獣残酷物語
1972.06.30 196 無表記 196 怪獣死体置場


福島テレビでは普通他局では特番差し替えとなる年末年始も休まず放送しており、途中の休止によるずれを考慮せずに全39週分を観察することができる。スペースの都合上毎日表記があるわけではないが、放送開始された1971年10月1日から1972年3月31日までの間について、ほとんどの回のサブタイトルを確認できる(91/131回)。5分番組にすらサブタイ表記を与えられるローカル紙かつ夕刊紙という余裕に感謝するばかりだ。残念なことに1972年4月から紙面が刷新されテレビ欄が縮小された結果、以後一切のサブタイトル表記がなくなってしまう*16

(2022.05.29追記) コメントにて、「無表記」とした日程について『福島民報』『福島民友』にサブタイトルの記載があるとのご情報をいただきました!ありがとうございます!!
詳しくは下方のコメント欄をご覧ください。

さて、内容を順番に見てゆこう。10月4日が「テペト水中大切断」なのは既に確認した通り。そして周囲を見ると、初週のサブタイトルは確認できるかぎりでTBS本放送時の放送リストと一致する

本放送時には例の回にあたる第9回放送の10月13日が確認できないのは痛いが、その後をみてゆくと第13回は、本放送順でも第13回の「パンドン火の車」……? どうやら、第9回を抜いた後に順次前にずらしていったというわけではなさそうだ。

10月27日放送の第19回は本放送順第20回の「血を吸う悪魔ダリー」。ここでやっと1回分のずれが確認でき、以後しばらく同幅のずれが継続する。

だが、第28回(11月9日)に突然順番を乱して、初回順第19回「ダンカン泡を吹く」が現れる。そして続けて初回順第30回・第60回・第59回……。カオス

この滅茶苦茶な順番は制作ナンバー順でみてもやはり滅茶苦茶で法則性は全くわからない。その後も初回順で見ると行ったり戻ったり逆転したりと、年末にかけて極めてカオスな状態が続く。

およそ1971年末の放送第60回ぐらいになって、初回順より1回先行する形へと急にもどってゆく。ただ、年始には一時的に、後のほうから1話(初回順第87回か88回のどちらか)が前倒しになり、しばらくは初回順=福島放送順となる。1月下旬からはまたしても初回順から1回分先行(つまり第9回を抜かした)形になり、そのまま確認できる下限である3月末まで続くことになる。

つまり、全体的な傾向としては、一時的に大きく乱れるものの、初回順をベースとし、第9回放送(スペル星人)だけを飛ばした順番で、福島テレビの放送は行われた、ということになる。

ただここで一つ問題がある。お気づきだろうか。福島テレビでの全放送回数は196回。そして、スペル星人を除き「怪獣死体置場」を追加したウルトラファイトの作品総数は195話。そう。1話足りなくなるのである。

足りなくなった1回に、いったい何を放送したのか……。まさかスペル星人ではないだろうが。なお、この謎のヒントとして、次の事実を紹介しておきたい。上の表に記している通り、実は1972年5月15日のみ、『いわき民報』には「ウルトラファイト」の文字が記載されていないのだ。もしここで1回休みであれば辻褄があうのだが、残念ながら同日の『河北新報』には記載がある。どちらが間違っているのか、いないのか。いまのところ真相は闇の中である。

『いわき民報』および『河北新報』1972年5月15日付テレビ欄より作成。

まとめと展望

以上により、ウルトラファイトのTBSにおける本放送はDVD-BOXの「本放送順」にほぼ従っていたと考えられ、さらに1971年3月からの再放送も本放送に近い放送順に従っていた可能性が高いといえる。

1971年4~5月における制作№45「遊星の悪魔スペル星人」封印に伴って新たに№196「怪獣死体置場」が制作される。それ以後に放送を開始した地方局では、少なくとも福島の事例を見る限りでは封印された回を起点に乱れが生じるものの、やはり本放送に準じる順序で放送されていたと考えられる。

資料が断片的であるため断定はあくまで避けるが、仮にこの時期の放送がいずれもほぼ同じ順番で行われていたとすれば、その意味は大きい。

展望1.放送用フィルムの形態

まず、納品形態へのヒントとなる。つまり、個別話数単位で入れ替えることが困難であったということになり、納品用の放送素材が各話ごとではなく数話~十数話の単位で存在していたことがわかる(これはまあ当然のことである)。

円谷プロのマスターは制作ナンバー順に収録されたフィルムである。円谷側かTBS側かは確定できないが、これを元に順番を適宜入れ替えた放送用のフィルムが作成され、テレシネ変換されて放送波に載せられる。このとき作成された数話単位のフィルムが、再放送や地方局にそのまま複製/流用されたのであろう。そう考えれば、福島の事例で一部分だけ大きく順序が乱れたのは、その部分だけを再度シャッフルし作り直したからと説明できる。

別の記事にまとめた各県での放送事例では、TBS本放送時の3クールより短かったり、長かったりする例もある。納品されたフィルムが同様であれば、期間の少長に関わらず、放送順は本放送や福島の例と類似していた可能性が高くなる。

展望2.「夕やけロンちゃん」版の映像

さらに、ファイトに関するちょっとした謎が解明される。1980年、あの回が再放送されてしまう事件が起こる。ご存知「夕やけロンちゃん」内再放送での出来事である。この時の再放送映像はセンセーショナルに出回ることとなり、「ロンちゃんのウルトラファイト」に関する貴重な資料となっている。

実はこの時の放送では、本放送と異なるタイトル映像が使われたらしいことが知られている。以下のページの最後に画像つきで紹介されているのでご覧いただきたい*17。この違いが本話だけのものなのか、タイトルをつけたのはTBSか円谷か……など、地味に議論のある問題である。仮に全話とも別のタイトル映像だとすれば、ロンちゃん版ではわざわざ新たにプリントを作成したことになる。

ウルトラファイト - 江古田駅前公民館

この問題に、今回の検討から新たな光を当てることができる。この問題の再放送が行われた日付は判明しており、1980年3月27日(木)である*18。さらに放送期間は1979年10月~1980年6月*19とわかっている。具体的な放送開始日は不明だが、仮に10月1日(月)放送開始とすれば3月27日は第124回、10月29日(月)としても第104回となる。第9回でも、第45回でもありえない。

つまり、ロンちゃん版の放送順は、明らかに本放送や、70年代前半の放送と異なるのである。先に述べた納品フィルムの件と考え合わせれば、ロンちゃん版が新たに放送用フィルムが起こされたニュープリントであることは明白といえる*20


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以上のように、ウルトラファイトの放送日程の分析からは、作品の基礎を明らかにするのみならず、放送環境や記録メディアの問題の解明をも展望することが可能となる。

ただし、未だに情報は極めて断片的なものにとどまる。福島県の事例を得ることが出来たのは例外的な幸運に過ぎず、大多数の新聞ではサブタイトルどころか、存在そのものを省略してしまうことも多い。今回の検討はあくまで粗雑な推論に基づくものであることをお断りしておく。さらなる証拠の収集から、知見を得てゆくことが必要である。

今後のさらなる課題としては、ロンちゃんや1986年の再放送など、後年の放送日程の解明がある*21。特に前述の、『ウルトラマンAGE』掲載の「旧再放送順」が一体いつ用いられたものなのかが大きな課題となるだろう→少なくとも1986年再放送で用いられた可能性は高いようです。こちらも参照。他の事例について情報募集中です!

テレビ欄にサブタイトルが記載された例をご存知の方は、Twitterなどへご一報いただけると感謝感激です。断片的な情報でも構いませんので、ぜひお寄せください。DMも開けてます。

*1:DVD-BOX「ウルトラファイト スーパーアルティメットBOX」(〈POBE-1062/9〉ポリドール、2006年)ブックレットより

*2:撮影した順番ではない。シリーズ①を参照

*3:「Age's Review ウルトラファイト」(『ウルトラマンAGE』Vol.11 辰巳出版、2003年)pp.73-89

*4:『ファンタスティックコレクション10 ウルトラマン PART2 空想特撮映像のすばらしき世界』朝日ソノラマ、1978年

*5:LD-BOX「ウルトラファイトメモリアルBOX」〈BELL-819〉EMOTION、1995年

*6:なおLDでの「制作ナンバー」も既知のものと若干異なっている。こちらの記事を参照のこと。

*7:制作部の壁に貼られていたと思われる「ウルトラファイト放映順(4月~7月)」というリストだという

*8:12話会編『1/49計画 ウルトラセブン12話大全集』(同会、2002年)

*9:厳密に言えばこの時点で再放映の自粛までは表明されていない。

*10:前掲『1/49計画』p.94より。原出典はひばく怪獣問題資料集刊行委員会編『ひばく怪獣問題資料集―被爆者差別の固定化を許さないために―』(原爆文献を読む会、1971年)。省略および太字は筆者による。

*11:なお、本筋とは全く関係のない話であるが、抗議の書簡では「ウルトラファイト130」と、作品を当初の題名で呼称している。この名称はごく初期の新聞テレビ欄では確認できるものの、1971年4月頃の各紙ではいずれも正式な「ウルトラファイト」表記ばかりである。このことは、抗議側がどのようなルートから放送の存在を知ったか、という点の解明につながるヒントとなろう。(2022年5月追記)…と書いたが、金田益実氏のツイートによると、番組冒頭フリップが存在し、そこに「ウルトラファイト130」が記されていたとのこと。おそらくこれが出典であろう。

*12:なお71年7月以降は本放送枠も再放送に切り替わっている

*13:ここまでの考察は、前掲『1/49計画』でも行われている(p.117)。だが当時の資料的制約(LD-BOXが最新だった)ゆえに本放送の日付の比定を誤っている。

*14:山形での放送については、最底舎(@saiteisha)様より詳細な調査成果を提供していただきました。改めて御礼申し上げます。

*15:いわき市図書館のホームページで、昭和21年(1946)~昭和56年(1981)までの分がインターネット公開されている(https://library.city.iwaki.fukushima.jp/viewer/genre2.html?idSubTop=2&id=259

*16:以後1981年までの間、ウルトラファイトの再放送等も存在を確認できない。

*17:放送日程に関する記述もあるが、そちらは古い情報に基づくもので最新の議論ではない。

*18:前掲『1/49計画』p.131

*19:前掲『ウルトラマンAGE』Vol.11

*20:だとすれば、円谷プロは例の回も含めてわざわざ新たに手をいれた事になる。工程上誰も気づかなかったとすれば、「うっかり」レベルのやらかしではない。

*21:なお、21世紀に入ってからのCS等での再放送では、基本的に制作ナンバー順が用いられているようだ。例外的に2017年のYoutube配信ではランダム順が用いられた。こちらの順番は記録済みである。